ご挨拶
2017年6月、磐田市今之浦によご内科クリニックを開院させていただきました。
「健康長寿への貢献」を目標に、明るいなんでも言えるクリニックを目指して頑張っていきたいと思っています。
今思えば、中学生の頃に目指した医師像はまさに町のお医者さんでした。総合病院で勤務医として糖尿病を始めとした生活習慣病や甲状腺疾患の患者さんを診ていく中で、患者さんと触れ合いながら病気と向き合っていくのが最もやりがいのある時間となってくるのは自然の流れだったのだろうと思います。
健康寿命(健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間)日本一を争う静岡県にあって、糖尿病などの生活習慣病に伴う致死的もしくは慢性の合併症を予防することは非常に大きな意味を持ち使命感を感じるとともに、自身がここまで学んできた知識を活かす最適な目標だと感じています。当クリニックでの診療が地域のお役に立てるようスタッフ一同頑張りますので、よろしくお願いいたします。
プロフィール
院長 余語 宏介 愛知県名古屋市出身
- 平成7年
- 愛知県立旭丘高等学校卒業
- 平成14年
- 浜松医科大学卒業 浜松医科大学第二内科入局・勤務
- 平成15年
- 富士宮市立病院 内科研修医
- 平成17年
- 浜松医療センター 内分泌代謝内科専修医
- 平成18年
- 浜松医科大学大学院入学・勤務
- 平成23年
- 浜松医療センター 内分泌代謝内科副医長
- 平成25年
- 浜松医科大学大学院卒業 学位(博士号)取得
- 平成27年
- 新都市病院 内科部長
- 平成29年
- よご内科クリニック開院
研修医として勤め始めた頃から、「出身は中国?沖縄?」「日本語上手ね」と患者さん・病院スタッフのどちらからもたびたび言われることがありましたので、こちらで簡単に自己紹介と「余語」という名字の紹介をさせて頂きます。暇つぶしがてら興味のある方はご覧下さい。
私は生まれも育ちも愛知県の名古屋市で、両親も私も生粋の日本人(名古屋出身)です。中学時代は弱小ハンドボール部、高校時代はバドミントン部、大学時代はバドミントン部とサッカーサークルに所属していました。大学に入学し浜松に移り住んだ当初に同級生に「名古屋弁が感染する」と言われ名古屋弁をできるだけ自重していました。社会人となり名古屋弁はほぼ封印され、現在は遠州弁の影響を強く受けています。
私の名字を「余」と思われる方がちらほらいらっしゃいます。女優の余 貴美子さんの影響も多少あるのでしょうか。自身でも「余語」は珍しい名字と思いますが、驚いたことに100円ショップのダイソーさんで印鑑が売られています。私の知る限りでも、父の出身である名古屋市の特に昭和区に「余語」を冠に配した玩具店や布団店・金物店・歯科などがあり、先祖に遡ればつながりがあるものと思われます。多少知られているのは琵琶湖近くの余呉湖でしょうか。''名字由来net''というインターネット上のサイトで調べてみると、「余語」は全国順位4606位、全国人数およそ2400人とのことでした。また、以前私の外来に通院されていた患者さんが「余語」を珍しく思われ、由来を調べてくださったので、下記に転記させて頂きました。
余戸(あまりべ) 余目(あまるめ):千数百年の歴史映す余戸さん
余戸、余目かなり珍しい姓でありヨコ、ヨゴなど訓(よ)む。再に余語、与語、余古、余呉と訓み、余戸、余目の転字である。余戸さんとはどんな人か其を解釈する前、余戸の地名が全国で12カ所。地名から来たのである。余目は余戸からの転化である。余戸とは古代「大宝令」で作られた村の単位。千数百年間地名に残っていることは驚くべき事である。此の古い氏には沢山の名族が現れる。今二、三挙げてみる。①陸前国(宮城県)の伊沢流余目氏、伊達家臣として勢力あり②羽前国(山形県)田川郡余目郷発祥武蔵国である③近江国(滋賀県)伊香郡余語庄発祥の余語氏は菅原氏流である④甲斐国(山梨県)北巨摩郡甘利発祥は清和源氏武田氏族、其の他桓武平氏流の与語、余戸など挙げればきりがない。本当に古い歴史を反映した由緒ある姓である。
先祖を知り歴史を知る 日本の苗字読み解事典 丹羽基二著
実際には由緒の欠片もない実家ですので、残念ながら上記のような名族とは無縁のようです。